幼い頃の夏の思い出

ブラジルに住んでいた 5 − 6 歳の頃です.夏の暑い日,僕と弟は畑の横の坂道を裸足で歩いていました.もちろん,舗装道路ではありません.轍ができており,そこは黄土色です.道の真ん中は草が生えています.土の部分の轍は熱いので,真ん中の草の上を歩きます.太陽が照りつける青空,横はスイカ畑です.足の裏の感覚とこの風景を,妙に憶えています.