Yamamoto's Laboratory
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VMWARE

アップグレードの方法

ubuntu 12.04 から 14.04 へのアップグレードは,アップデートマネージャーのボタン[アップグレード(P)]をクリックするだけです.かなりの時間がかかります.

デスクトップの設定 (Metacity-Motif)

これまでにいろいろなデスクトップを見ましたが,CDEが最も美しいと感じました.このような感じです.また,Macintosh OS ver 7.X や Motif も落ち着いて良い感じです.その一方,近頃のデスクトップは派手すぎで,違和感があります.ubuntu 14.04 の unity に至っては,「何が良いのか?」 — さっぱり分かりません.そのため,私はクラッシックな Matacity-Motif を使っています.ここでは,そのインストール方法を示します.

インストール

クラッシックな環境

まずは,クラッシクなデスクトップを使うために,以下をインストールします.

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install gnome-session-fallback

GNOME 設定ツール

GNOME の設定ツールである gnome-tweak-tool をインストールします.

$ sudo apt-get install gnome-tweak-tool

テーマ (Metacity-Motif)

  1. GNOME-LOOK.ORGMetacity-Motifの「ダウンロードボタン」をクリックします.すると,「75972-Metacity-Motif.tar.bz2」をダウンロードするダイアログが現れますので,ファイルを保存するのラジオボタンを選択して,「OK」ボタンをクリックします.
  2. ダウンロードしたディレクトリーに移動して,以下のコマンドで解凍します.すると,「Metacity-Motif」というディレクトリーができあがります.
    $ tar  jxvf   75972-Metacity-Motif.tar.bz2
  3. 解凍により作成されたディレクトリー「Metacity-Motif」を「/usr/share/themes」にコピーします.
    $ sudo cp -r  Metacity-Motif /usr/share/themes/

カラーテーマ

RAVEfinity(Open Source Design Project)Download Ambiance & Radiance Colors のページに示されている Ambiance と Radiance に様々な色のテーマをインストールします.

$ sudo add-apt-repository ppa:ravefinity-project/ppa
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install ambiance-colors radiance-colors

設定

インストールが完了したら,一度ログアウトします.ログイン画面が現れますので,足跡マークをクリックすると「デスクトップ環境を選択してください」と表示されるので,GNOME Flashback(Metacity)を選択します.

再設定項目

ATOK X3 を使えるようにする

ATOK を使う場合には,im-switch をインストールする必要があります.

$ sudo  apt-get  install im-switch

アップグレードした直後だと,apt-get でいろいろとメッセージが出ることがあります.この場合は,メッセージに従ってください.

samba クライアントの再設定

自宅の WEB サーバー(192.168.1.81)の「/home/yamamoto」を「~/www_server/yamamoto」にマウントしますす.samba の設定は「自宅サーバー(ubuntu server Samba)」を参照ください.

準備

cifs を samba のクライアントとして使います.そのため,cifs-utils をインストールします.

$ sudo apt-get install cifs-utils

マウントポイントをホームディレクトリー直下の www_server とします.マウントポイント用のディレクトリーを作成が必要です.

$ mkdir www_server
$ cd yamamoto
$ mkdir yamamoto

テンポラリー接続

これで,サーバー(192.168.1.81)の「/home/yamamoto」がクライアントの「~/www_server/」にマウントできます.テンポラリーにマウントするコマンドは,次のとおりです.

$ cd
$ sudo mount -t cifs -o user=yamamoto //192.168.1.81/yamamoto www_server/yamamoto/
Password: パスワードを入れる

起動時にマウント

毎回手動でマウントするのもやっかいなので,起動時にマウントするようにします.以下を「/etc/fstab」に追記します.再起動すると,「//192.168.1.81/yamamoto」を「/home/yamamoto/www_server_yamamoto/」にマウントします.

//192.168.1.81/yamamoto /home/yamamoto/www_server/yamamoto/ cifs uid=yamamoto,username=yamamoto,password=パスワード,rw 0 0

アンマウント

必要ないとは思いますが,アンマウントしたい場合は,以下のようにします.

$ sudo umount ~/www_server/yamamoto

LaTeX の再ストール

LaTeX も texlive に移行します.すでに,texlive の人は,以下の操作は不要でしょう.

texlive をインストールするためには,まずこれまでの TeX システムをアンインストールします.Synaptic パッケージマネージャを使うと簡単です.

次に texlive をインストールします.

$ sudo  apt-get  install  texlive

そして,日本語環境をインストールします.

$ sudo  apt-get  install  texlive-lang-cjk

インストール

フォント

Mobo Moga

LaTeX で文書を書くために,Y.Oz Vox に公開されている Mobo Moga フォントをインストールします.

  1. おすすめフォントゴシック&明朝 MoboGothic / MogaGothic / MogaMincho TTCパックの「自己解凍版 Mobo/Moga」をダウンロードします.Ubuntu にインストールしますが,解凍が簡単 Windows 版をダウンロードします.
  2. Windows でダブルクリックで解凍できます.
  3. 解凍後にできあがったディレクトリーを Ubuntu にコピーし,フォントディレクトリーに移動させます.
    $ sudo mv  MoboMoga  /usr/local/share/fonts/
  4. 不要な,「mogam_old」と「Setup.exe」を削除します.
  5. 以下のコマンドで,フォント情報をシステムに反映させます.
    $ sudo  fc-cache  -fv

MigMix

このフォントは,コマンド一発でインストールできます.

$ sudo  apt-get  install  fonts-migmix

ページ作成情報

参考資料

  1. ATOK X3 の設定は,Ubuntu 14.04 LTSをインストールした直後に行う設定 & インストールするソフトATOK X3 for Linux (32bit編)を参考にしました.
  2. フォントのインストールは,「UbuntuTips/Desktop/InstallFont」を参考にしました.

更新履歴

2015年03月28日 新規作成


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