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CST-Studio: PythonライブラリーPython での処理のために

Python を使った CST Studio の制御で重要な CST ライブラリーについて説明します.

目次


はじめに

CST Studio に限らず,Python のプロつラムではライブラリーに含まれるパッケージ(クラスやメソッドなど)を使うことが多いです.CST Studio を制御する場合も,これらを通して制御します.そのため,Python を使った良いプログラムを作成するためには,このライブラリーの知識が重要です.ここでは,このライブラリーに含まれるクラスやメソッドを説明します.

なお,ライブラリーやパッケージの違いは「 モジュールとパッケージ,ライブラリー」を確認ください.

ライブラリーとパッケージ

CST Studio のマニュアルによると,ライブラリー: CST には,表 1 に示すパッケージが含まれます.加速器の設計で使うのは cst.interface と cst.results,cst.units くらいです.

表のキャプション
パッケージ 内容
cst.interface 起動/起動中のCST Studio Suite を操作するためのインターフェースを提供する.
cst.results CST ファイルの 0次元および1次元の結果にアクセスするための機能を提供する.
cst.eda プリント基板 (PCB) に関するインターフェースを提供する.
cst.asymptotic 漸近解ソルバー (Asymptotic Solver) へのインターフェースを提供する.
cst.radar 自動車用レーダーのポストプロセッシング用のルーチンを提供する.
cst.units CST Studio がサポートする単位を扱うためのメソッドを提供する.

パッケージ

cst.interface

cst.interface パッケージは,CST Studio を制御するための Python インターフェースを提供します.既に起動している DesignEnvironment (CST のメイン画面) に接続することも,新しく起動することも可能です.一度接続されると,このパッケージを通じて CST プロジェクト  (*.cst ファイル) にアクセスでき,プロジェクトを開いたり閉じたり,保存したりすることができます.また,関連するアプリケーション (prj.model3d など) にもアクセスできます.

クラスとメソッド

cst.interface に含まれるクラスとメソッドを表2に示します.

cst.results

ページ作成情報

参考資料

  1. CST Online Help 2025

更新履歴

2025年01月01日 ページの新規作成


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