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研究 加速器 ANSYS DesignModeler

ANSYSDesignModeler解析モデルの作成方法

三次元CADとDesginModelerを使うとANSYSでの解析形状の入力が容易です.このページは,私がDesignModelerを使ったときのメモです.

目次


スケッチ作成

平面の作成

二次元のスケッチを描く場合,平面の座標系は重要です.解析する三次元のパーツは,平面上に二次元スケッチを描き,それを押し出しや回転などを用いて作成します.したがって,三次元のパーツの位置関係は平面の座標系で決まります.このため,最初にきちんとスケッチを描く平面を決めなくてはなりません.

ANSYSのWEBページ「How to Construct Planes in AGP 7.0」によると,xy平面は次に述べる6つの方法で作成できます.

  • 既存の平面から作成
    1. ツールバーの選択フィルター:モデル面(3D)を選択.
    2. ツールバーのプルダウンメニューからベースとなる平面を選択
    3. ツールバーの新規平面(赤緑黄の座標系アイコン)をクリック
    4. 詳細表示で座標のオフセットや回転などを決める.
    5. ツールバーの作成ボタンをクリック.
  • パーツの面から作成
    1. ツールバーの選択フィルター:モデル面(3D)を選択.
    2. パーツの面から平面を選択.曲面も選択可能.直線部がある面の場合,クリックした付近の辺がx軸となる.頂点がある場合は,クリックした付近の頂点が座標原点.
    3. ツールバーの新規平面(赤緑黄の座標系アイコン)をクリック
    4. 詳細表示で座標のオフセットや回転などを決める.
    5. ツールバーの作成ボタンをクリック.
  • 点と辺から作成
    1. ツールバーの新規平面(赤緑黄の座標系アイコン)をクリック
    2. 詳細表示のタイプのプルダウンメニューから点と法線指定を選択.
    3. ベース点の選択なしをクリックする.そして,原点となる点を選択して,ベース点の適用ボタンをクリックする.
    4. ベース辺の選択なしをクリックする.そして,辺を選択して,ベース辺の適用ボタンをクリックする.
    5. 詳細表示で座標のオフセットや回転などを決める.
    6. ツールバーの作成ボタンをクリック.
  • 点と法線から作成
    1. ツリーアウトラインの中から,点がある平面をクリック.
    2. ツールバーの新規平面(赤緑黄の座標系アイコン)をクリック
    3. 詳細表示のタイプのプルダウンメニューから点と法線指定を選択.
    4. ベース点の選択なしをクリックする.そして,原点となる点をクリックして,ベース点の適用ボタンをクリックする.
    5. 法線定義方法の選択なしをクリックする.そして,法線となる辺を選択して,法線定義方法の適用ボタンをクリックする.また辺ではなく面を選択すると,その面の法線が新規平面の法線になる.
    6. 詳細表示で座標のオフセットや回転などを決める.
    7. ツールバーの作成ボタンをクリック.
  • 3点から作成
    1. ツールバーの新規平面(赤緑黄の座標系アイコン)をクリック
    2. 詳細表示のタイプのプルダウンメニューから3点指定を選択.
    3. [Ctrl]キーを押しながら,3つの点を選択.最初に選択された点が原点になる.
    4. 詳細表示で座標のオフセットや回転などを決める.
    5. ツールバーの作成ボタンをクリック.
  • 3つの座標から作成
    1. ツールバーの新規平面(赤緑黄の座標系アイコン)をクリック
    2. 詳細表示のタイプのプルダウンメニューから座標指定を選択.
    3. 詳細表示で原点座標と法線ベクトルを数値で指定する.
    4. 詳細表示で座標のオフセットや回転などを決める.
    5. ツールバーの作成ボタンをクリック.

平面で切った断面にスケッチを投影することができる.

  1. 平面を選択して,右クリック→挿入→スケッチ投影を左クリック.
  2. 投影したいパーツを選択する.複数のパーツを選択する場合は,ツリーアウトラインあるいはグラフィックからから,[Ctrl]キーを押しながら右クリックを繰り返す.
  3. 詳細表示のジオメトリの適用をクリックする.
  4. ツールバーの作成ボタンを左クリックする.

モデル作成

薄板モデル

薄板モデルの作成方法については,ここに書いてある.

  • 外部ファイルの薄板モデルを読み込む方法
    1. AutoCAD Mechanicalで断面形状作成します.作成した図は.*.dwgで保存します.
    2. AutoCAD Inventorで三次元薄板モデルを作成
      1. メニューの挿入インポートでAutoCAD Mechanicalで作成した断面形状を読み込みます.読み込むときのインポート変換オプションを2Dデータの出力先の新規パーツにします.
      2. 三次元薄板モデルを作成します.
      3. メニューのファイルコピーに名前を付けて保存を選んで,IGESファイルで保存する.IGESファイルの場合,Design Modelerで読み込むと形状がおかしなことがあった.SATファイルにすると問題解決した.SATファイルの方がよいかも.
    3. Design Modeler でモデルを取り込む.
      1. メニューのファイル外部ジオメトリファイルのインポートを選択して,先ほど作成した三次元薄板モデルを読み込む.

軸対称2次元モデル

AutoCADで軸対称構造物の断面図を作成して,それをDesign Modelerで軸対称構造物として取り扱う方法を示す.

  1. AutoCAD Mechanicalでモデルの断面図を作成する.このとき,中心線も必ず書く.そして,「ファイル名.dwg」で保存する.
  2. AutoCADの図面から,Autodesk Inventorを使って3次元構造物を作成する.
    1. Autodesk Inventorを起動する.
    2. Partを使って,3Dの部品を作成する.AutoCADのファイルの読み込み方法は,ここに書いてある.
    3. Assemblyを使って,3Dの構造物を作成する.
    4. 構造物の対称軸をy軸にする.ANSYSの軸対称解析の対称軸はy軸としなくてはならない.
      1. すべてのモデルの固定を解除する.モデルの部品を右クリックし,固定のチェックを消す,すると止めピンが消える.
      2. 拘束のアセンブリのメイトで構造物の対称軸とモデルのOriginのy軸を一致させる.
    5. 3次元構造をファイルに保存する.Autodesk Inventor形式(*.iam)とともに,SATファイル(*.sat)でも保存する.DesignModelerでの読み込みは,igesよりもsatの方がエラーが少ない(経験にすぎないが).
  3. ANSYSのDesignModelrで解析用のサーフェースボディを作成する.ここでの手順はここ(アカウント必要)に書いてあり,それをまとめた.
    1. 先に作成した3次元軸対称モデル(*.sat)をDesignModelerで読み込む.手順は「 外部ファイルの読み込み」に書いてある.
    2. モデルをxy平面で分割
      1. メニューのツールフリーズを選択する(参考図).
      2. メニューの3Dフィーチャースライスを選択する.ツリーアウトラインのXYPlaneを選択して,詳細表示のベース平面適用をクリックする.そして,作成をクリックする(参考図).
    3. 不要な片方のボディを削除
      1. メニューの3Dフィーチャーボディオペレーションを選択する.
      2. 詳細表示のタイプのプルダウンメニューの削除を選択する.
      3. 詳細表示のボディをクリックする.Ctrlキーを押しながら,不要なボディを選択する.そして,詳細表示のボディの適用をクリックする(参考図).
      4. 作成をクリックする.すると,選択したボディが削除される(参考図).
    4. サーフェースボディの作成
      1. メニューの3Dフィーチャー薄板/サーフェスを選択する.
      2. 選択タイプを面を残すにする.そして,Ctrlキーを押しながら,0<xの側の断面を選択する.適用ボタンをクリックし,厚さを0 mmにする(参考図).
      3. 作成を押すと2次元軸対称解析のためのモデルができあがる(参考図).
  4. 軸対称モデルの2次元解析へ
    • Workbenchの解析は,Projectにもどり,デフォルトのアドバンストオプションの解析タイプを2Dにして,新規シミュレーションをクリックする.
    • clissicの解析は,ファイルのエクスポートを選択し,Parasolidテキスト(*.x_t)でモデルを保存する.

外部ファイルの読み込み

CADで作成したモデルをDesignModelerで読み込むことができる.

  1. メニューのファイル外部ジオメトリファイルのインポートを選択する.
  2. そして,モデルのファイルを指定して開くボタンをクリックする.
  3. メニューバーの作成ボタンをクリックする.するとモデルが表示される.

ページ作成情報

参考資料

更新履歴

2007年09月頃 ページの新規作成


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