Yamamoto's Laboratory
WordPress
コンピューター 自宅サーバー 二代目 WEB server の WordPress

Ubuntu server 14.04WordPress

このページは,自宅サーバー (ubuntu server) に WordPress をインストールしたときのメモです.私は WEB サイトで情報発信をしていますが,気軽に雑文やメモを載せるには大げさすぎます.ブログの方がよいでしょう.私の場合,ブログ (WordPress) は WEB サイトの一部なので,ブログの方を WEB サイトのデザインに合わせる必要があります.ここでは,WordPress のインストールからデザインの変更方法を示します.

目次


準備

WordPress のインストール方法は,WordPress のインストール - WordPress Codex 日本語版 に詳細にかかれています.

準備として,インストールするサーバーが 日本語 — WordPress にかかれている 「WordPress 日本語版の推奨動作環境」 であることを確認します.PHP と MySQL のバージョンに要求が有ります.

$ php  -v
      $ mysql --version

インストール

私の WordPress の環境は,次のとおりです.以降は,この設定でのお話です.

WordPress Version 4.5
テーマ Twenty Sixteen
MySQL Version 14.14
PHP Version 5.5.9-1ubuntu4.16

データベース

ここでは,データベースを準備します.データベースには,MySQL を使います.

事前準備として,サーバー管理者に,データベースのアカウントを設定してもらいます.アカウントをもらったら,次のようにしてデータベースを設定します.

  1. サーバーにログインします.そして,設定された MySQL アカウントでデータベースにログインします.
    $ mysql -u yamamoto -p
    すると,パスワードを聞かれますので,設定されている MySQL のパスワードをタイプします.
  2. 次に WordPress が使うデータベース (yamamoto_wordpress2) を作成します.
    mysql> create database yamamoto_wordpress2;
    データベース名はユーザーが適当に決めることができます.
  3. 次のコマンドで,データベースの作成を確認します.
    mysql> show databases;
    デーバベース名があるはずです.
  4. データベースが確認できれば,コマンド「quit」で MySQL をログアウトします.

ダウンロード・解凍・移動

ダウンロードしたファイルを解凍し,保管すべきディレクトリーに移動させます.

  1. 日本語 — WordPress」右の方にある,[WordPress 4.5 をダウンロード]ボタンを押します.適当なディレクトリーにダウンロードします.
  2. ダウンロードしたファイルを解凍します.
    $ unzip wordpress-4.5-ja.zip
  3. 解凍作業により作成されたディレクトリー「wordpress」を,WordPress を置くディレクトリーに移動させます.
    $ mv wordpress ~/www/

設定

ダウンロードしたファイルを解凍してできた wordpress のディレクトリーに移動します.そこにある wp-config-sample.php を wp-config.php というファイル名で,コピーします.このファイルにユーザーの環境に合わせた設定を記述します.私の場合は次のようにしました.

データベースなどの設定

/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', 'yamamoto_wordpress2');

/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', 'xxxxxxx');

/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', 'yyyyyyyyy');

/** MySQL のホスト名 */
define('DB_HOST', 'localhost');

/** データベースのテーブルを作成する際のデータベースのキャラクターセット */
define('DB_CHARSET', 'utf8'); 

/** データベースの照合順序 (ほとんどの場合変更する必要はありません) */
define('DB_COLLATE', '');

ユニークキー

認証用にユニークキーを作成し,設定ファイルに書きます.ユニークキーは,WordPress.org APIhttp://api.wordpress.org/secret-key/1.1/salt/ をクリックすれば,得ることができます.現れた画面を,そのままコピー・ペースとします.

/**#@+
* 認証用ユニークキー
*
* それぞれを異なるユニーク (一意) な文字列に変更してください。
* {@link https://api.wordpress.org/secret-key/1.1/salt/ WordPress.org の秘密鍵サービス} で自動生成することもできます。
* 後でいつでも変更して、既存のすべての cookie を無効にできます。これにより、すべてのユーザーを強制的に再ログインさせることになります。
*
* @since 2.6.0
*/
define('AUTH_KEY',         '+OEL=)waxsrZ]4FQI[-}EG,]E6S69M;9r QzT|I8h&i+<Y~75&kK$AT1#h.pofg,');
define('SECURE_AUTH_KEY',  'V62O7!;pZ^i}</M}B7qi*%tP[9p^9Ma5k;&|9o|wJ7R[l~&yqcwFesd3zSEuW?t:');
define('LOGGED_IN_KEY',    '1L QW+Kaomv{0B$,~B{^ZT?D`D%ijbPzZbenfcj,h$`@<D=3B6Q!6qzBZ:1rb2/?');
define('NONCE_KEY',        '#e08Pt+Pg!M|jp$QZyD6aQZAEP5|$$h;H+,`6$H*0!N;|^C3-[blwN$[tP~h|>=v');
define('AUTH_SALT',        '|&PMwu:u|wkaO`Rh2WwyW/_+S~=;r3&O|iG3}ppM@,@+&WA|?XYE!~:I+sU*T1U]');
define('SECURE_AUTH_SALT', ' *:%[`21Px=8L;*RoP>|n?-{V#&@k,t+&}]pZek+22>`Q>h49tLKIB4|-0w*sGMF');
define('LOGGED_IN_SALT',   '!ua@$;H7/HHeJ.DUd+H;Pgv#2NWp:]9%b1-L<&b<Fv249>Qh|C.#U;wB$[JYwuIq');
define('NONCE_SALT',       'khI&E2$7FSTtqr%Qk.=/_+Vo*[+!C6-XO9gt;M=`QU+&4Ga-O.@AGSvPN`-]_WRmC##');

/**#@-*/

ファイルのアップロード

ファイルのアップロードを行います.wordpress ディレクトリーをルートディレクトリーにアップロードします.私のサーバーのルートディレクトリーは,/home/yamamoto/www/ です.

  1. ファイルのアップロードを行います.wordpress ディレクトリーをルートディレクトリーにアップロードします.私のサーバーのルートディレクトリーは,/home/yamamoto/www/ です.
    $ mv wordppress /home/yamamoto/www
  2. フォルダーの所有者とグループを apache2 のユーザー名とグループ名に変更します.これらは,「ps aux | grep apache2」で調べることができます.Ubuntu server の場合,いずれも www-data です.
    $ cd /home/yamamoto/www
    	    $ sudo chown -R www-data:www-data wordpress

インストールスクリプト

使えるようにするために,インストールスクリプトを実行します.

  1. ブラウザで,「wordpress をインストーしたディレクトリー /wp-admin/install.php」をアクセスします.
  2. 言語の選択画面が現れるので,「日本語」を選択します.そして,ボタン [続ける] を押します (図1).
  3. 画面「ようこそ」が現れるので,ユーザー名やパスワード,メールアドレスをタイプします.そして,ボタン [WordPress をインストール] をクリックします (図2).
  4. 画面「成功しました!」が現れます.これでインストールは終わりです.ボタン [ログイン] をクリックします (図3).
  5. 通常のログイン画面が現れます.「ログイン状態を保存する」をチェックし,ログインすると良いでしょう (図4).
  6. すると管理画面が現れます.
言語選択画面 必要情報入力画面 成功しました
図1: 言語選択画面 図2: 必要情報入力画面 図3: 成功しました
通常のログイン画面
図4: 通常のログイン画面

WEB サイトの一部に (プラグイン Header and Footer)

WordPress を自分の WEB サイトの一部にします (私のブログがその例).ただ,既存のテーマをそのまま使うと,他のページとの雰囲気が異なり違和感が目立ちます.また,Google Analytics や Google AdSense の設定も WEB サイトと同じようにしたいという思いがあります.そこで,プラグイン「Header and Footer」を使い WordPress をカスタマイズします.子 CSS (child css) を使うより,このプラグインを使うほうが設定が簡単です.

インストールと有効化

プラグイン「Header and Footer」のインストールは,次のとおりです.

  1. ブラウザで WordPress のページを表示し,メタ情報のログインをクリックします.ユーザー名とパスワードをタイプします.
  2. プラグイン > 新規追加 を選択します.そして,プラグイン検索の入力フィールドに 「Header and Footer」をタイプします.現れたプラグイン「Header and Footer」の ボタン [今すぐインストール] をクリックします.
    Header and Footer のアイコン
    図5: Header and Footer のアイコン
  3. プラグインの画面から,Header and Footer を有効化します.

設定

プラグインの有効化が完了すると,設定に「Header and Footer」が現れます.それをクリックし,設定の画面を表示します.そして,WordPress のソースを見ながら修正します.また,ブログの画面を表示し,右クリックで現れる「検証(I)」で現れる画面は,設定内容がわかるので便利です.

html のヘッダー

html のヘッダー部 (<head> &mdash </head>) に CSS を追加することで,WordPress の表示を変えることができます.プラグイン「Header and Footer」を使うと,WordPress のヘッダーに追加することができます.この機能を使い,WordPress を私の WEB サイトと同じ外観にします.そのために,設定の Head and footer > <HEAD> section injection の Every page に以下を記述します.

<HEAD> section injection の記述内容 (テキスト)

001   <link rel="stylesheet" href="/yamamoto/css/stylesheet.css" type="text/css">
002   <style type="text/css">  
003   .site-header {
004     padding: 0px 0px 20px 0px;
005     margin: 0px 0px 0px 0px;
006   }
007   body{
008     margin: 0px 0px 0px 0px;
009     padding:  0px 0px 0px 0px;
010   }
011   div.site{
012     padding: 0px 0px 20px 0px;
013     margin: 0px 0px 0px 0px;
014   }
015   body:not(.custom-background-image):before, 
016   body:not(.custom-background-image):after {
017     height: 0px;
018   }
019   h2.entry-title{
020     background-color:#51459d;
021     color:#ffffff;
022     width:100%;
023     border-top:    1px solid #cccccc;
024     border-left:   1px solid #cccccc;
025     border-right:  1px solid indigo;
026     border-bottom: 1px solid indigo;
027     padding:3px 0px 2px 8px;
028     margin:0px 20px 10px 0px;
029     font-weight:lighter;
030     font-size:110%;
031     line-height: 120%;
032   }
033   h2.entry-title a:link {color:#ffffff;text-decoration:none}
034   h2.entry-title a:visited {color:#efffff;text-decoration:none}
035   h2.entry-title a:hover {color:#ff00ff;text-decoration:none}
036   div.entry-content h3{
037     background-color:#9684f9;
038     color:#ffffff;
039     width:100%;
040     font-weight:lighter;
041     border-top: 1px solid #cccccc;
042     border-left: 1px solid #cccccc;
043     border-right: 1px solid indigo;
044     border-bottom: 1px solid indigo;
045     padding:2px 6px 2px 10px;
046     font-size:100%;
047     line-height: 110%;
048   }
049   </style>

これにより,この文 (私の WEB サイトの CSS ファイルの指定) がヘッダー部「<head> — </head>」の最後に記述されます.

本文のフッター

私の WEB サイトにはの本文には定型のフッターがあり,それは「end_process.php」に書かれています.これを Word Press に利用するために,設定の Head and footer > Before <BODY> (footer) を使います.その「Desktop」に以下を記述します.

Before <BODY> (footer) の記述内容 (テキスト)

001   <?php
002   $show_counter    = FALSE;
003   $show_update     = FALSE;
004   $isuse_side_main = FALSE;
005   $google_adsense  = FALSE;
006   include "/home/yamamoto/www/php/end_process.php";
007   ?>

この文が,<BODY>の前に挿入されます.

本文のヘッダー

私の本文の定型のヘッダーは「head_menu.php」に書かれています.これを Word Press に利用するために,設定の Head and footer > Generic injection 1 を使います.「Inject before the </header><!-- .site-header --> code」と赤字部分を記載します.そして,「Desktop (and mobile if no alternative specified)」に以下を記述します.

Generic injection 1 の記述内容 (テキスト)

001   <?php
002   $head_google_adsense = FALSE;
003   include "/home/yamamoto/www/php/head_menu.php";
004   ?>

これで,本文のヘッダー (head_menu.php) は,WordPress が作成する HTML の 「</header><!-- .site-header -->」前に,挿入されます.

注意

  • 設定ファイル「wp-config.php」のデバッグモードを「define('WP_DEBUG', true);」とすると,「Notice: Undefined index: snippet_2 in /home/yamamoto/www/wordpress/wp-content/plugins/header-footer/plugin.php on line 488」と注意が表示されます.理由はわからないが,致命的ではないようです.デバッグモードを「define('WP_DEBUG', false);」として表示を制限します.

プラグイン

Google AdSense

インストールと有効化

プラグイン「Google AdSense」のインストールは,次のとおりです.

  1. ブラウザで WordPress のページを表示し,メタ情報のログインをクリックします.ユーザー名とパスワードをタイプします.
  2. プラグイン > 新規追加 を選択します.そして,プラグイン検索の入力フィールドに 「Google AdSense」をタイプします.現れたプラグイン「Google AdSense」の ボタン [今すぐインストール] をクリックします.
    Google AdSense のアイコン
    図6: Google AdSense のアイコン
  3. プラグインの画面から,Google AdSense を有効化します.

設定

プラグインの有効化が完了すると,設定に「AdSense」が現れます.それをクリックし,設定の画面を表示します.

  1. 「AdSense プラグイン」の画面が現れます.最初は,[ご利用方法]をクリックします.Google AdSense のアカウントがない場合は,ここでアカウントを作成します.
  2. サイト情報が表示されます.[確認] をクリックします.
  3. [モバイル広告を自動化]をクリックします.
  4. Ad Manager の [広告の管理] をクリックします.「サイトの分析」が始まりますので,終わるまでしばらく待ちます.完了すれば,[閉じる]をクリックします.
  5. 広告を表示する場所の設定画面になります.プラス記号を押すことより,広告を表示する場所を指定できます.場所の指定が終われば,[保存して適用]ボタンをクリックします.
  6. 「広告は保存され、開始されました。」と表示されますので,[完了]をクリックします.

実際に,広告が表示されるまでにしばらく時間がかかることがあります.私の場合,1時間後からきちんと表示されるようになることもありました.気長に待ちましょう.

その他の設定

実際の運用では,いろいろと設定すると良いでしょう.

追加のプラグイン

追加で,以下のプラグインをインストールしました.

プラグイン 目的
Header and Footer WEB サイトと外観を一致させるための設定を行います.上での説明「WEB サイトの一部に (プラグイン Header and Footer)」の通り.
Google AdSense グーグルアドセンスを簡単に設定できます.具体的には「Google AdSense」のとおり.
Easy FancyBox 写真掲載のため.Lightbox風の拡大が可能.

問題点の修正/その他

  • 記事のタイトルが日本語の場合,リンクが上手くいかない場合があります.例えば,アドレスバーに「http://www.yamamo10.jp/yamamoto/wordpress/index.php/2016/05/14/お台場の雀/」のようにです.この場合,「お探しのページが見つかりません。」と表示されます.日本語の文字コードの問題と考えられます.この対策は簡単で,リンクに日本語を使わないようにするだけで修正可能です.サイト管理 > 設定 > パーマリンク設定 で「基本」にします.URL に日本語を使わないものであれば,どれでも良いでしょう.

ページ作成情報

参考資料

  1. WordPressのホームページは,何かと参考になります.
  2. インストールは,WordPress のインストールを参考にしました.

更新履歴

2012年06月頃 ページの新規作成
2016年04月23日 ページのバージョンアップ.古いページは削除しました.
2016年05月14日 プラグイン「Header and Footer」のインストールと設定方法を記載しました.
2019年01月20日 WordPress の編集が Gutenberg に変わったことにより,<HEAD> section injection を変更しました.


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