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はじめに
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CST StudioParticles: PICビームダイナミクス計算CST Studio の PIC モジュールを用いたビームダイナミクス計算について説明します. 目次はじめにこのページでは,CST Studio の PIC モジュールを使ってビームダイナミクスを計算する際の設定や注意点を説明します. PIC(Particle-In-Cell)シミュレーションは,荷電粒子の運動と,粒子が作る電磁場の時間発展を,相互の影響を反映しながら同時に計算する手法です.粒子はマクロ粒子として扱い,電場や磁場は計算格子上で求めます.そのため,空間電荷の影響が強いビーム輸送や,ビームと電磁場の相互作用を調べる問題に適しています. 計算テクニックPIC シミュレーションでは,計算時間やメモリー使用量を意識した設定が必要になることがあります.ここでは,時間ステップの調整方法をメモとしてまとめます. 計算時間ステップPIC シミュレーションの時間ステップ幅は,通常はプログラムが自動的に設定します.マニュアルには算出方法が明記されていませんが,ログファイルや出力ファイルから実際の値を確認できます.最も簡単なのは,Solver Results に表示される Time step width を確認する方法です. このタイムステップは自動設定ですが,手元で確認した範囲ではクーラン条件と同程度かそれ以下になっていました.ただし,バンチの細かい時間構造を見たい場合などには,さらに短いステップ幅が必要になることがあります.メッシュを細かくすれば時間ステップも小さくできますが,必要なメモリーが増え,メモリー不足を招くことがあります.メモリー使用量を大きく増やさずに時間ステップを短くするには,以下の設定を変更します.
このように時間ステップを短くできます.パルスの時間構造を評価する場合は,モニター出力側のステップ幅も合わせて短くする必要があります.例えば,PIC 2D Monitors を使う場合は,Time settings の Step width も小さく設定します. ページ作成情報参考資料
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