3 関数の作り方と使い方

関数をつくり,使うためには,ソースプログラムを図3の ように記述する.必要な記述は, -4pt
図 3: ユーザー定義関数を含んだソースプログラムの書き方
\includegraphics[keepaspectratio, scale=1.0]{figure/how_to_make_function.eps}

3.1 関数の作り方

3.1.1 プロトタイプ宣言

プロトタイプ宣言はコンパイラー4に関数の引数の型と個数,それか ら戻り値の型を知らせる役割がある.これにより,コンパイラーがソースプログラム中で関数の 使い方の間違いをチェックする.これは,プログラマーにとって,非常にありがたい機能である.

プロトタイプ宣言は,図3のように関数の定義より前に記 述しなくてはならない.実際には,コールよりも前に関数の定義を書けば,このプロトタ イプ宣言を省くことは可能である(教科書 []のリスト 5.3).しかし,それは良くないスタイルとされている.このプロトタイプ記述は簡単で, 関数の定義の先頭部分をコピーして,セミコロンをつければ良い.

プロトタイプ宣言を書くことにより,ソースプログラムを読みやすくなる.現在では,複 数のプログラマーによりひとつのプログラムが作成されるため,読みやすいあるいは分か り易いプログラムを書くことは重要である.

プロトタイプ宣言をまとめると -4pt

となる.

3.1.2 関数の定義

プログラマーが関数に要求する動作の内容の記述を,ここでは関数の定義と言う.動作と いっても,(1)引数を受け取り,(2)それを処理して,(3)その結果を呼び出し元へ返す-- という一連の処理の内容をプログラムソースに記述するだけである.

関数の定義をまとめると,次のようになる. -4pt

3.2 関数の使い方

実際に関数を使う場合,それを使いたい場所で,引数を伴って関数名を書く.関数を使う 動作を「関数のコール」,あるいは「関数の呼出し」と言う.関数をコールは main関数のみならず,他の関数からも可能である.また,自分自身の関数からも コールできる(再帰呼び出し).再帰呼び出しについては,2年生で学習する. -4pt


ホームページ: Yamamoto's laboratory
著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成19年5月30日


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