1 前回の復習と本日の学習内容

前回の講義で次の単元にすすむと言ったが,本日もファイル処理について学習する.練習 問題のプログラム作成状況を見ると,理解不足の学生が多くいると分かったので,もう一 回,ファイル処理のプログラム作成の練習を行う.

1.1 復習

実際のプログラムでは,大量のデータを扱うことが多い.そのため,データはハードディス クに保存したり,ハードディスクから読み込んだりする.ハードディスクに保存している データの集まりの単位のことをファイルと言う.

C言語でファイル処理を行うプログラム例を図1に示す.この図か ら分かるようにファイル処理を行うためには,次の4つのことをプログラムに書けば良い.

  1. ファイル型のポインターの宣言.ファイル型のポインターは,ファイルを読み書きする ために必要な情報を格納している構造体を示す.
  2. ファイルのオープン.fopen()関数を使う.戻り値は,ファイル型のポインター である.この関数の引数は,ファイル名とオープンモードである.
  3. ファイルの読み書きを行う.読み込む場合は,fscanf()関数をつかう.書き 込む場合は,fprintf()関数を使う.
  4. ファイルをクローズする.
図 1: ファイルへの書き込みとファイルからの読み込みのプログラム例.
\includegraphics[keepaspectratio, scale=1.0]{figure/flow_file_manage_pi.eps}

1.2 本日の学習内容

ファイル処理の練習を行う.本日の学習のゴールは,以下の通りである.


ホームページ: Yamamoto's laboratory
著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成19年4月30日


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