1 本日の授業内容

1.1 前回の復習

前回は教科書 [1]の4章 制御の流れのp.132-152が範 囲であった.何回も実行する繰り返し文(ループ文)についての学習を行った.繰り返し文 に使われるwhilefordo-whileの使い方を理解しなくてはなら ない.それぞれの文のプログラムの書き方を図 13に示す.また,表 1にそれぞれの構文の特徴を示す.表に示したよく使う 場面と言うのは大まかな目安である.どれでも同じようにプログラムは可能である.

表 1: それぞれの繰り返し文の特徴.
ループ 判断 よく使う場面
while ループ処理の前 ループ回数不明,処理の後に判断するとき
for ループ処理の前 予めループ回数が分かっているとき
do-while ループ処理の後 判断の前にとりあえず実行するとき

図 1: whileを使ったループ処理の方法
\includegraphics[keepaspectratio, scale=0.7]{figure/while.eps}
図 2: forを使ったループ処理の方法
\includegraphics[keepaspectratio, scale=0.7]{figure/for.eps}
図 3: do whileの後判定繰り返し文の方法
\includegraphics[keepaspectratio, scale=0.7]{figure/do_while.eps}

1.2 本日の学習内容

先週の繰り返し文の理解が不足している人が多い.そこで,理解を深めるためにプログラ ムの作成を行う.if文と繰り返し文の両方を用いるプログラムに慣れよ.


ホームページ: Yamamoto's laboratory
著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成18年9月7日


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