2 定数(教科書の2章)

教科書のp.20を見ると分かるようにいろいろな定数がある。しかし、この講義は主に数値計算 について学習するので、使う定数は決まっている。もっとも多く使われるのが、整数を表 す整数定数と実数を表す浮動小数点定数である。文字定数や文字列リテラルは使用頻度が 少ない。その他のものはほとんど使われない。

2.1 整数型と実数型

整数型と実数型の定数を変数に代入して、画面へ出力するソースをプログラム 1に示す。各行の内容は以下の通りである。
1, 2, 11, 12行
とりあえずおまじないと思って欲しい。
3行
整数型の変数seisuを宣言。詳細は3節で述べる。
4行
倍精度実数型の変数jisuを宣言。詳細は3節で述べる。
6,7行
変数に定数を代入。コンピューター言語で値を代入する場合、左辺の変数 に右辺の計算結果を代入することになる。必ず、左辺は変数で、右辺は数値と なる。
9行
ダブルクォーテーション2で囲まれた部分中の%dの部 分に変数 seisu の値を10進数(decimal)で、%eの部分に変数 seisuをeタイプで置き換えディスプレイに表示する。この%d%eを変換仕様という(教科書p.322)。 $ \backslash$nは改行である。
\begin{lstlisting}[caption=定数の学習プログラム,label=prog:const]
...

プログラム1を直して、以下の練習問題を実行させよ。

[練習1]
変数seisu$ -1234$jisu $ -6.987 \times
10^{-68}$を代入するプログラムを作成せよ。
[練習2]
変数seisu $ -6.987 \times
10^{-68}$jisu$ -1234$を代入するプログラムを作成せよ。そして、実行結果 の内容を考察せよ。
[練習3]
変数seisu$ -10/3$jisu$ -10/3$を代入するプログラムを作成せよ。そして、実行結果 の内容を考察せよ。

2.2 エスケープシーケンス

教科書の表2-4(p.28)のものをエスケープシーケンスと言う。これは2つあるいはそれ以上 の文字列で表す特殊文字である。それらの機能は表に書いてあるとおりであるが、数値計 算で重要なものは、 $ \backslash$n $ \backslash$tである。とりあえず、こ の2つの動作を理解せよ。

プログラム1の9行目のprintf関数のダブルクォーテーション内を直 す以下の練習問題を実行させよ。

[練習1]
$ \backslash$nと適当に挿入して、その動作を確認せよ。 挿入は、1個のみならず、2〜3個それを挿入した場合も確認せ よ。
[練習2]
$ \backslash$tと適当に挿入して、その動作を確認せよ。 挿入は、1個のみならず、2〜3個それを挿入した場合も確認せ よ。



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著者: 山本昌志
yamamoto masashi
平成17年5月14日


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