Subsections

1 前回の復習と本日の学習

1.1 復習

今まで,学習したCOMET IIの命令は,次の通りである.これを思い出して,本日の学習内 容と絡めて,理解を深める必要がある.

1.1.1 アセンブラ命令

開始 START プログラムの先頭を示し,入口名と実行開始番地を定義
終了 END プログラムの終わりを明示
領域確保 DS プログラムで使うメインメモリーを予約
定義 DC メインメモリーの初期値設定

1.1.2 機械語命令

1.2 本日の学習内容

教科書 [1]のp.76〜p.82までである.

1.2.1 スタック操作

スタックの操作は.サブルーチンを呼び出すときにデータを待避させる時に主に使う.
プッシュ PUSH スタックにデータを入れる(プッシュする)
ポップ PUSH スタックにデータを取り出す(ポップする)

1.2.2 サブルーチン関係

比較とジャンプ命令は,セットで使われることが多く,数の比較を行い,その結果を受け て,処理の実行を変える.FORTRANやC言語では,
コール CALL サブルーチンを呼び出す(コールする)
リターン RET 呼び出し元へ復帰する(リターンする)

1.2.3 その他

スーパーバイザーコール SVC OSの機能を呼び出す
ノンオペレーション NOP なにも実行しない

ホームページ: Yamamoto's laboratory
著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
2006-02-08


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