1 前回の復習と本日の学習

1.1 復習

前回は、少し駆け足だったけれども、以下の命令を学習した。

1.2 本日の学習内容

前回までに、全てのCASL IIの命令について、説明した。今後は、その命令を使って、実 際のプログラムの作成テクニックを学習することになるが、その前に全ての命令の復習を 行う。

どのような命令が有ったか思い出すことも重要であるが、コンピューターはこのような命 令を実行するハードウェアーから出来上がっていることを理解して欲しい。命令は単純で あるが、これを組み合わせて複雑なプログラムが出来上がる。COMET IIのハードウェアー は単純なため、CASL IIの命令もそれほど多くない。しかし、実際のコンピューターも似 ており、基本は同じである。

コンピューターは思ったより単純なのである。CASL IIの場合、機械語命令は28個しかな い。この28個の命令通りにレジスターやメモリーを操作するハードウェアーが作れば、 COMET IIと言うコンピューターが出来上がる。ハードウェアーであるコンピューターは論 理回路で作られている。これは2年生で学習したので、諸君はコンピューターを作ること ができるのである。



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著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成16年11月15日


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