2 コンピューターの起動方法

まずは、コンピューターの起動と停止の練習をします。ここでは、Windows NT を起動してUNIXに入ることと、それらを停止することを学習します。

2.1 コンピューターネットワーク

皆さんが、秋田高専でC言語のプログラムを実行する場合、2台のコンピューター を使います。1台は、目の前にあるWindows NTで、もう1台は後ろのブースの中 にあるUNIXである。ここにあるコンピューター、それからブースのコンピュー ターは、図1のようにネットワークで接続されている。
図 1: ネットワークのモデル
\includegraphics[keepaspectratio,scale=0.8]{figure/Network.eps}

秋田高専内のコンピューターどころか、インターネットを通して、世界中のコ ンピューターと接続されています。

2.2 コンピューターの起動と停止

それでは、まず、コンピューターの起動と停止の方法を練習してみましょう。 以下に従い、起動と停止を行ってください。よく分からないときは、まず机上 の「情報処理センター 利用の手引き」を見ましょう。

2.2.1 Windows NTの起動(利用の手引きp.1〜p.8)

まずパソコン本体の電源スイッチを入れましょう。パスワードを忘れないでく ださい。忘れた場合は、情報処理センターの担当技官に問い合わせてください。

2.2.2 UNIXへログイン (利用の手引き p.12〜p.13)

次にWindowsからUNIXにログインします。Windowsのデスクトップにある、 「Excceed」と書かれたアイコンをダブルクリックします。これも利用の手引 きに書いてあります。パスワードは、UNIXのものを入れます。これは、 Windowsのものとは異なります。

この講義では、C言語の学習をUNIX環境で行います。学習に使う計算サーバー (namahage)1台を、40人を超える人数で同時に使うことになります。1台のコン ピューターを40人程度で使いますが、人数分のUNIX端末を用意するわけにもい きませんし、交互に1人ずつ使うえば学習効率が下がります。そこで、 WindosNTを利用します。WindosNT上でXサーバー「Exceed」というソフトウェ アーを稼動させて、そこからUNIXマシーンを操作します。これらのコンピュー ター間で通信を行うことにより、WindowsからUNIXが操作できるようになって います。

2.2.3 UNIXの停止 (利用の手引き p.14)

デスクトップの下のフロントパネルにある[EXIT]と書かれたアイコンをクリッ クします。これで、UNIXからログアウトできます。

2.2.4 Widowsの停止 (利用の手引き p.3〜p.4)

パソコンは、電源スイッチをオフして停止させてはいけません。データが破損 することがあります。次の手順でパソコンを停止させます。
  1. アプリケーションを全て終了させます
  2. デスクトップ下部のパネルから[スタート]をクリックして[シャットダ ウン]を選択します
  3. 「Windowsのシャットダウン」ウィンドウが現れますので、[コンピュー ターをシャットダウンする]のラジオボタンを選択して、[はい(Y)]ボタ ンをクリックします。
  4. しばらくしたら、「電源を切断しても安全です」とメッセージが現れま す。そうすると、本体の電源スイッチをオフします。



ホームページ: Yamamoto's laboratory
著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成19年8月22日


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