3 プログラムの作成

3.1 制御式

前期末試験の問題の制御式を計算するプログラムを作成する。変数が、以下の値
a = -4 b = -2 c = 0 d = 2 e = 4
の場合、問いに示す制御式を計算するプログラムを作成せよ。
[例題]
a < b
	#include <stdio.h>

	int main()
	{
	  int a, b, c, d, e, z;

	  a = -4;
	  b = -2;
	  c = 0;
	  d = 2;
	  e = 4;

	  z = a<b;
	 
	  printf("z=%d\n", z);

	  return 0;
	}
[1]
a > b
[2]
a*b
[3]
a+b > c+d
[4]
a < 0 || b < c+d || c < 10
[5]
(a < -5 || c <= 0) && d >= 0
[6]
!(a+b < -5) || !(c+d) > 5
[7]
a*a >= b*c
[8]
a || c
[9]
(a != 2)*5
[10]
a < 5 && !(c+d) || a+e < b+c

全ての値を確認したのち、学籍番号の下1桁に1を加えた整数と同じ番号の問いを計算する プログラムをプリンターに打ち出して、レポートとして提出すること。

3.2 if文と論理演算

前期末試験の論理演算子を用いたif文のプログラムを作成する。
[例題]
aが-30より大きいの場合、「end」と画面 に書き出す。
[解等例]
	#include <stdio.h>
	
	int main()
	{
	  int a;

	  scanf("%d", &a);
		
	  if(-30 < a){
	    printf("end\n");
	  }

	  return 0;
	}
[1]
aの値が、10以上100未満の場合、「end」と画面に書き出す。
[2]
abの値の両方が負の場合、「end」と画面に書き出す。
[3]
abの合計がcdの合計よりも小さいとき、 「end」と画面に書き出す。
[4]
a,b,cの全てが負、あるいはその合計が-10以下のとき、 「end」と画面に書き出す。
[5]
abの和が0以上で、c以下のとき、「end」と画 面に書き出す。
全ての値を確認したのち、学籍番号を5で割った余りに1を加えた整数と同じ番号の問いを計算する プログラムをプリンターに打ち出して、レポートとして提出すること。

3.3 選択のプログラム

前期末試験のプログラムを作成する。
[1]
整数の範囲
  • 整数aをキーボードから、読み込む。
  • もし、a0未満ならば、
    • aは、負です。」と表示する。
  • さもなければ、もし、a0以上、かつ、10未満ならば
    • aは、0以上」と表示する。
    • aは、10未満」と表示する。
  • さもなければ、もし、a10以上、かつ、100未満ならば
    • aは、10以上」と表示する。
    • aは、100未満」と表示する。
  • さもなければ
    • aは、100以上」と表示する。
[2]
クイズ
  • 画面に「情報処理 Iの担当教員は?」と表示する。
  • 画面に「1:山田 2:山上 3:山本」と表示する。
  • 整数aをキーボードから、読み込む。
  • 読み込んだaの値に応じて、以下の動作をする。
    • a1ならば、以下を実行する。
      • 「不正解です。」と表示する。
    • a2ならば、以下を実行する。
      • 「不正解です。」と表示する。
    • a3ならば、以下を実行する。
      • 「正解です。」と表示する。
    • どれにも合致しなければ、以下を実行する。。
      • 「質問にまじめに答えろ。」と表示する。
両方のプログラムを作成し、レポートとして、提出すること。

3.4 繰り返し

以下のプログラムを作成し、レポートとして、提出すること。なお、これについては、次 回の実習の時、プログラムを動作させる。従って、プリンターに打ち出す必要は無く、手 書きでも良い。
[1]
for」文を用いて、1〜1000までの合計値を求める。
[2]
while」文を用いて、1〜1000までの合計値を求める。
[3]
do while」文、1〜1000までの合計値を求める。

ホームページ: Yamamoto's laboratory
著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成16年10月14日


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