Yamamoto's Laboratory
 
山本昌志
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41才頃(秋田高専にて)

山本昌志の自己紹介

簡単に自己紹介をしておきます.人に紹介するほどの業績はありませんが,このページを見て昔の知り合いからメールでも頂けるとうれしいです.

目次



研究テーマ

現在は民間会社につとめていますので,平日には研究はほとんどできません.休みの日に時間を見つけて,以下のようなことを研究したいと考えています.また,幸いなことに,近くに大学院生が多くいますので,一緒に勉強したいと思います.

  • 有限要素法を用いた電磁場のシミュレーションコードの作成.
  • 加速器,特に電磁場とビームの関係

かつての担当授業

秋田工業高等専門学校で,教員をしていたときの講義ノートを公開しています.

本職の研究からは離れるのですが,コンピューターには強い関心があります.いまは,3年生の実験実習で指導するため,ルネサステクノロジー社のH8マイコンで遊んでいます.学生にコンピューターの仕組みを教えるよい教材になりそうな気がしています.

略歴

1963年—1969年
ブラジル連邦共和国サンパウロ州で生まれる.6才まで,そこで育つ.
1969年—1982年
高校卒業まで,広島県福山市で育ちました.1970年に伊勢丘小学校に入学,1973年に樹 小学校へ転校,1976年に城北中学校入学,1979年に松永高校へ入学です.昔の同級生がこのページを見ることがあれば,メールを頂けるとうれしいです.
1982—1986年
愛媛大学 理学部 物理学科に在学.
1986年
石川島播磨重工業株式会社(IHI)へ入社.1991年までの主な仕事は,
  • 800MeV電子シンクロトロンの入射器の45MeVリニアックの開発
です.これは,IHIが単独で開発した加速器で,メンバーが頑張って,そこそこの性能を得ることができました.リニアックで電子が加速された時や,シンクロトロンでビームが回った時の感激は生涯忘れることはないでしょう.
1991—1994年
IHIから国内留学で, 総合研究大学院大学 数物科学研究科・加速器科学専攻で 高エネルギー物理学研究所(現: 高エネルギー加速器研究機構 )に博士課程の学生として派遣される.在職中にこのような機会を与え,さらに費用も出してくれたIHIには,非常に感謝しています.
1994年4月
IHIへ復職.
1994年9月
博士(理学)の学位取得(総合研究大学院大学).論文題目は,「リニアック加速管の長距離ウェーク場の研究」です.
2003年3月まで
IHI在職.この間の主な仕事は,
35才くらいの時です.
  • 200kV準CW電子銃の開発
  • LバンドRF電子銃の開発
  • JLC用Xバンド加速管の開発
  • プロトンシンクロトロンの検討
  • 逆コンプトン散乱X線源用のXバンドリニアックシステムの検討と開発
  • XバンドRF電子銃の開発
  • 産業用Cバンド加速管の製作
  • 産業用Sバンド加速器の開発

等です.これ以外にも,いろいろな加速器関連機器の見積もりや検討,設計,製作をしました.
2003年4月—2008年3月
秋田工業高等専門学校 電気情報工学科 准教授
この間,コンピューター関連を中心にいろいろな講義を持ちました.また,多くの学生と触れあうことができ,大変楽しかった5年間です.これまで,もっとも恵まれた環境で,仕事ができましたと思っています.
2008年4月
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクト「超低侵襲治療機器システム. の研究開発/高精度 X 線治療機器の研究開発」で目指す癌治療装置の開発のために,(株)アキュセラに転職.東京大学研究員.
  • 癌治療装置のための小型加速器の開発を開始
2009年10月
(株)カットシステムより「gnuplotの精義」を出版.初めて書いた書籍です.
2010年6月—2012年3月
中部シンクロトロン光利用施設の入射用50MeVライナック(直線加速器)の設計,製作,組み立て,調整運転に従事.
2013年7月
(株)カットシステムより「gnuplotの精義 第二版」が出版されました.初版を大幅に書き直しました.

その他



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