Yamamoto's Laboratory
夏井拓也 メッシュジェネレーター

メッシュジェネレーター

目次


はじめに

有限要素法では、計算を行う際に必ず計算領域をメッシュで区切らなくてはならない。しかし、このメッシュを切る作業が実際の計算よりもプログラムはやっかいである。そこで、そのメッシュジェネレータを作ったので、その使いかたを掲載しておく。

使用法

ソースをmekeすると、mesh2という実行ファイルができる。これがメッシュジェネレーターである。これにより、1次要素用のメッシュデータと2次要素用のメッシュデータを作ることができる。

メッシュを作るためにはその計算領域を指定したファイルを用意しなくてはならない。そのファイルは拡張子を .model にしておく。このようなファイルを用意したら以下の様にする。

mesh2 file.model 1

これで、file.modelというファイルをもとに1次要素用のメッシュデータを作成できる。最後の 1 は1次要素用のデータを作るということを意味している。2次要素用のデータを作成するには、

mesh2 file.model 2

とすればよい。このようにして作られたデータは、.meshoutの拡張子のファイルに保存される。例えば、今の場合はfile.meshoutが作られる。

.modelファイルの例

以下に、.modelファイルの例を示す。

file1.model

file2.model

accelerator.model



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