1 UNIXのディレクトリー構造

本授業で使うUNIX(Linux)のディレクトリー構造は,図1のようになっ ている.これは,木構造と呼ばれる階層構造で,図を反対にすれば,ちょうど木の幹と枝 のようになっていることが分かる.木は根(root)が必ずあり,そこから,枝が延び,節で 分かれ,末端には葉がある.「/」ルートディレクトリ(記号としては「スラッシュ」と発音) が根に相当し,その他のディレクトリが節に,ファイルが葉に相当する.ディレクトリ (Directory)はWindowsのフォルダに相当するもので,他のファイルあるいはディレクトリを 格納できる.ディレクトリを用いる事により,種類別にファイルを整理するとともに,階 層別にそれらの管理ができるので便利である.

UNIXに限らず,WindowsやMacintoshもファイルの管理にはツリー構造となっている.ただ し,UNIXはファイルの管理が厳しいが,WindowsやMacintoshはかなり甘い.前者は,複数 のユーザーが使うことが前提としているため,ファイルの操作の権限を設けて,他人のファ イルに触れなくていている.後者は,もともと個人の使用が前提なので,その辺はいい加 減である.

諸君が,これから使うUNIXのディレクトリーやファイルの取り扱いについては,以下の特 徴がある.これらを理解して,使うと便利である.

また,図1には,それを扱うためのコマンドも書いてある.コマンド については,次に勉強する.

[練習1]
1hogehogeをカレントディレク トリーとして,hello.cを絶対パスと相対パスで示せ.
[練習2]
同様に,図中のprogを絶対パスと相対パスで示せ.
図 1: UNIXのファイル構造とそれを扱うコマンド
\includegraphics[keepaspectratio,scale=0.75]{figure/UNIX_file.eps}



ホームページ: Yamamoto's laboratory
著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成18年4月11日


no counter