4 結果

23の測定データより,図 17のような静特性曲線を描く.なお,この図は実験で使用 するトランジスタの静特性とは異なるので,あくまでも参考に留めておくこと.

図において,例えば$ V_C$$ V_B$をそれぞれ5[V](A 点),0.42[V](B 点)と定めた場合, A, Bよりそれぞれ上下,左右に直線を引くと,$ V_C$-$ V_B$特性のa点が交点となる.ま た,線分Baを逆に延長し,$ V_B$-$ I_B$特性のうちA点に選んだ$ V_C$=-5[V]をパラメーター とする曲線との交点bを定める.このb点で垂線を立てると,$ I_B$-$ I_C$特性の $ V_C$=-5[V]をパラメーターとする曲線との交点cが求められる.また,c点を通る水平線 は最初に描いた線分Aaと交点dで交わる.このd点は前に線分bcを描いたときに$ I_B$軸と 垂直に交わった点D($ I_B$=-20[mA])をパラメーターとした$ V_C$-$ I_C$特性曲線上にある. すなわち,a, b, c, d点が$ V_C$=-5[V], $ V_B$=-0.42[V]における特性点ということにな る.

測定した特性曲線より,$ V_C$=-1[V], $ V_B$=-0.42[V]における特性点を求めよ.また, 得られた$ I_B$-$ I_C$特性より,電流増幅率 $ \beta=\Delta I_C/\Delta I_B$を求めよ.た だし, $ \Delta I_C$, $ \Delta I_B$は,それぞれ$ I_C$, $ I_B$の変化分である.

図 17: トランジスタの静特性グラフ
\includegraphics[keepaspectratio, scale=1.0]{figure/semicn/semi_property.eps}



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著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成18年7月3日


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